2016年5月25日水曜日

田中亮太(Ryota Tanaka)順天堂大の論文が盗用で撤回!

田中亮太Ryota Tanaka経歴)順天堂大学医学部准教授の論文が盗用で撤回された。

撤回論文と撤回公告

田中亮太、「順天堂医学」52巻1号 pp.2-10, 2006.

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「順天堂医学」52巻1号(2006年)2-10ページに掲載された,「田中亮太:神経幹細胞を用いた脳梗塞治療の可能性」について以下のように公告いたします. 1.海外の共同研究者から,未発表の図表を含む論文を共同研究者の承諾なしに単著として発表した,という指摘があり,著者もこれを認め論文の取り下げを了解した. 2.したがって,遡って掲載を取り消すこととし,インターネット上の検索システムからの削除作業を行い,手続きを終了した. 3.それにともない,読者諸氏には印刷版から上記論文の削除をお願いいたします.

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撤回公告より

適切な承諾なしに他人の研究成果を自己のものとして発表するのは盗用。藤女子大学で似た盗用事件が発生し犯人諭旨解雇となった

順天堂大学は厳正に対処する必要がある。

2016年5月19日木曜日

小野川徹 元東北大が論文盗用、厳重注意、投稿・執筆禁止!

小野川徹Tohru Onogawa経歴、消化器外科学)元東北大病院助教が論文を盗用し、口頭で厳重注意された経歴によると1996年筑波大学医学専門学群卒業。遅れなしなら、現在約45歳、処分時約38歳。小野川徹2015年7月1日に福島県石川郡平田村のひらた中央病院に外科医として赴任し現在も勤務。発行元の医学図書出版は盗用後、小野川徹を無期限の投稿及び執筆禁止処分にした[1]。

複写許諾停止公告写し)、盗用と投稿・執筆禁止の公告写し1写し2)、盗用論文。
小野川徹、他 「肝内結石症における肝内胆管癌の特徴と治療成績」 胆と膵 Vol.28 No.7 p.533~p.537

複写許諾停止公表日 2008年8月15日
盗用発覚日 2008年7月
処分 口頭の厳重注意、投稿及び執筆禁止(無期限)
不正発覚の経緯 出版社に自己申告後、出版社が大学へ告発。
盗用の態様 序文、全6章のうち1~4章が他の文献からの引き写し[1]。
不正の原因、動機 不明

大部分が盗用。しかし、口頭の厳重注意で済んだのは軽すぎる。しかも大学として公表しなかった[1]。処分が軽い理由は小野川徹が若くこれからがある事[1]。吉田隆幸 医学系研究科事務長(当時)も「軽い処分とは思わない。」と言及[1]。

盗用で解雇される事もあるのに、幹部がこのような認識ではまずいと思う。他の処分例と比較すると、自己申告を考慮しても最低停職数ヶ月が相場。また、発覚時はすでに文科省ガイドラインが施行されており、調査を行って盗用認定後に氏名等を含め結果を公表しなければならない。東北大学病院はガイドライ ンに反した。これも不適切である。まるで不正を隠蔽するような対応だ。

東北大学というと井上明久元総長の不正に対する対応が非常にまずく、批判が強かった。改善を期待したい。

また、盗用論文は削除が確認できないが、まさか現在でも削除されていないのか関連)。盗用論文は必ず削除、撤回しなければならない。改善を期待する。

小野川徹2013年頃に東北大学講師に昇進した。盗用したのによく昇進できた。通常なら昇進は絶望。口頭の厳重注意で済んだ影響か。

参考
[1]朝日新聞 2008年11月3日 (写し

2016年5月17日火曜日

東紘一郎(Koichiro Higashi)藤原記念病院の論文盗用疑義!

東紘一郎(Koichiro Higashi)藤原記念病院医師、元秋田大学医学部耳鼻咽喉科論文盗用を立木孝(岩手医科大学、1995年9月6日当時)が雑誌上で告発した写し)。東紘一郎2013年7月11日時点で藤原記念病院副院長

盗用の指摘のあった論文

Koichiro Higashi ”Unique inheritance of streptomycininduced deafness” Clinical Genetics Volume 35, Issue 6, pages 433–436, June 1989

告発されて約21年経つが今でも撤回されていない。東紘一郎の所属機関が無視しただけか、それとも調査したのか不明。少なくとも東紘一郎の反論は確認できなかった。ここまでやられて反論しないと盗用を認めたと思われるかもしれない。

日本はだんまりが多い。

日本の研究不正事件の一覧

白楽ロックビル氏の研究者の事件一覧(日本)は質が高い(写し)。

2016年1月23日土曜日

平塚彰 論文盗用、降格相当、辞職、粟田功、経歴詐称、辞職 - 大阪産業大学

平塚彰ひらつか あきらAkira Hiratsuka第1著者経歴-写し)大阪産業大学工学部准教授と粟田功(あわた いさお、Isao Awata、第2著者紹介1紹介2紹介3紹介4ツイッター写し))大阪産業大学工学部非常勤講師らが発表した論文に盗用があり撤回となった調査報告書(概要)によると平塚彰粟田功は共に盗用に直接関与したという確証には至らなかったが、平塚彰は論文に関係ない者を著者にした事を含め盗用の責任があると認定され、粟田功は盗用に関わった確証はないが、その疑いがあり、調査委員会からのヒアリングに対する主張には疑念があると認定された。さらに粟田功は業績、経歴に詐称があった事も認定された。

これらの責任により平塚彰は降格相当、辞職、粟田功も辞職した。

大阪産業大学 「本学教員の研究活動上における不正行為(盗用)について(概要)」 2015年12月9日、写し1写し2トップ写し)、文科省公表

共同通信写し)、産経新聞写し)、中日新聞共同通信からの配信記事)、マイナビニュース共同通信からの配信記事)、Daily Sports Online共同通信からの配信記事)、四国新聞社共同通信からの配信記事)、東京新聞共同通信からの配信記事)、河北新報共同通信からの配信記事)、北海道新聞共同通信からの配信記事)、西日本新聞共同通信からの配信)、中国新聞共同通信からの配信

西崎知之 兵庫医科大学 著書、論文の虚偽記載で懲戒解雇!

西崎知之Tomoyuki Nishizaki、にしざき ともゆき、経歴)兵庫医科大学教授が認知症の著書、論文の虚偽記載で懲戒解雇になった

大学の公式公表。 

2016年1月16日土曜日

守本友美 皇學館大学が論文と著書盗用で停職3月、博士号取消し!

守本友美もりもと ともみTomomi Morimoto経歴1経歴2紹介1-写し紹介2-写し)皇學館大学現代日本社会学部教授が論文や著書の盗用で停職3月となり、博士論文にも盗用があったため博士号取消しとなった写し)[1][2][3]。2015年12月25日付の皇學館大学の公表写し)によると、2015年3月1日付けで、株式会社ミネルヴァ書房のホームページに守本友美の著作に剽窃があったため絶版にするという告知があり、同年3月2日に当該告知に関して学外者からの指摘があり、公益通報として受付け調査を開始したという[2][4]。さらに以下の盗用が認定された[2][3]。

①『社会福祉学』掲載論文:4箇所
②『最新社会福祉学研究』掲載論文:2箇所
③『福祉文化研究』掲載論文:4箇所
④『日本学論叢』掲載論文:1箇所
⑤ 書籍1:8箇所
⑥ 書籍2:8箇所
⑦ 学位論文:8箇所

結構大量に盗用を行った。守本友美は盗用の常習犯だ。これで停職3月は軽すぎるだろう[2]。九州保健福祉大学に提出した博士論文にも盗用があり、2015年12月18日付で博士号が取り消された[3]。関係した教員は同日付で戒告処分[3]。

九州保険福祉大学の博士論文盗用調査によるとディプロマポリシー (1) 「専門職業人として高潔な倫理観を身につけていること」、ディプロマポリシー(2~4) 「社会福祉の分野における知識を、幅広く、高度に身につけていること」等についての検証を行った[3]。その結果、ディプロマポリシー(2~4)に関して は剽窃部位が適正に引用されていれば、博士論文として満足できるレベルにあると考えられるが、ディプロマポリシー(1)については『明らかに外部の研究者 の著書や論文、さらにインターネット上の資料からの剽窃を行った不正箇所が存在し、本研究科のディプロマポリシー「専門職業人として高潔な倫理観を身につ けている」とは言いがたい[3]』として博士号取消しが提言された。これを受けて同大は博士号を取消した。ただ、修正論文を提出すれば審査のやり直す事も 提言された[3]。

要するに守本友身が高潔な倫理観を持っていない事が博士号取消しの理由。確かに上で言及したように大量かつ常習的に盗用を行ったのだから高潔な倫理 観を持っているとはいえないだろう。小保方晴子やその他の者による大量盗用博士論文に関して、主旨に影響しないからといって博士号取消しとしなかった早稲 田大学の対応に比べれば九州保険福祉大学の対応は良いと思う。早稲田大学は大量博士号取り消しを避けるために、「早稲田大学は死んだ」、犯罪の容認と言われ早大取得の博士号を持っていると恥ずかしいとして自主的に返還する者さえ現れた。そうなると大学として非常にまずいから、九州保健福祉大学は早大のような対応ができなかったのかもしれない。

また文科省の公表によると、盗用のあった研究には科学研究費助成事業学術研究助成基金助成金が使用され、盗用と直接的に因果関係が認められる経費の支出はなかったため、返還を求められなかったが、当該資金への申請及び参加資格の制限の対象となるという[5]。具体的な措置はまだ公表されていない。

研究不正行為がなくなるとよい。

参考
[1]皇學館大学 「本学現代日本社会学部教授による研究活動上の不正行為について」 2015年10月25日、写し1写し2
[2]皇學館大学 「研究活動上の不正行為に関する調査報告書(概要)」 2015年10月25日、写し1写し2写し3
[3]九州保健福祉大学 「学位授与の取消・学位記の返付処分について」 2015年12月18日 写し1写し2写し3
[4]ミネルヴァ書房 ”『らい予防法下におけるソーシャルワーク実践』に関するお詫びとお知らせ” 2016年1月16日閲覧 写し1写し2写し3
[5]文部科学省 「皇学館大学現代日本社会学部所属教員による研究活動上の不正行為(盗用)の認定について」 2016年1月16日閲覧、写し